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はい、部屋寒い

ストーブ点けてないからだ……

第五回はレビュは、芳崎せいむの「金魚屋古書店」です

金魚屋古書店 1 (1) (IKKI COMICS)金魚屋古書店 1 (1) (IKKI COMICS)
(2004/12/24)
芳崎 せいむ

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これね、ちょっと物欲を掻き立てる漫画ですよ。
特に古い漫画の紹介はちょっと苛立ちを覚えるほどに読みたいです。
紹介する漫画と一話ごと変わる中心人物の人情劇がよくマッチしている。
特にドラマチックな展開はないから日常好きじゃない人間にはキツイかも……

特筆したい点として、まず紹介する漫画が古いこと。
古い漫画をあまり手にしたことはないが、確かに手塚治虫や赤塚不二夫の漫画などを読むと共通した点がいくつか発見できる。これは個人的意見だが、一応記載する。
まず、ストーリーの破天荒さ。少年向けに書かれた漫画はとにかくワクワクさせられる展開が多い。俗に「手に汗握る」なんて文句があるが、これって正論だと思う。今は「ワンピース」とかが冒険漫画に分類させるが、あれは現代の漫画なかでは割とマシな漫画だと思う。理由は表現したいものが「愛・友情・勝利」だからだ。この点でいわば手塚作品はテーマが一貫して「生命」であるからして、現代漫画から見れば随分と難解である。しかし、そこは漫画の神・手塚治虫。
次に古い漫画には現代にも通る表現方法が次々と生み出された。例を挙げるのなれば、漫画は限られたコマにどのような画をもってくるからでまったく印象が違う。よく言うのは、手塚治虫は細かいコマ割りでキャラクターの顔をズームアップするといった手法を使った初めての人らしい。終戦時期の漫画家は真っ白な漫画界というページに自分たちで色をつけなければならなかった。その「産みの苦労」たるや想像を絶します。
そして、そんな昔の漫画を引き合いに出しながら一話完結のストーリーは人情劇を実に味わい深く醸し出している。実際にこんな古本屋があったら、通いたい。それくらいの魅力が詰まっている。

漫画という日本ならではの娯楽芸術はどのような時代でも人々に勇気をくれる。
それを漫画として表現したのがこの「金魚屋古書店」だ。

真面目な話をした気分。うん、満足。

次は漫画「にゃんこい!」を紹介予定

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